株式会社手嶋屋 代表取締役 手嶋守様
今回は、オープンソースのSNS開発を主軸に、「ソフトウェアで組織を進化させる」ことをミッションとして掲げる、株式会社手嶋屋の代表の方に、名刺管理ツール「メイシー」の導入事例についてお話を伺いました。かつてはアルバイトスタッフによる名刺のデータ化を試みるも、入力ミスやルール統一の難しさに直面。「これは任せても難しい」と、内製化の限界を感じていました。なぜ、自らも組織内コミュニケーションツールを開発するプロが、名刺管理の「入力」という単純作業をアウトソースする道を選んだのか。そして、「ランチに行く相手をAIが決める」など、ユニークな社内制度を実践する同社が求める、”偶然の出会い”を創出する機能とは。組織づくりの専門家が語る、人脈活用の新たな可能性に迫ります。
- 1 御社はオープンソースのSNSを開発されてそのSNSの構築や運営を事業とされているんですよね?
- 2 凄いですね。メイシーはどのようにお知りになられたんですか?
- 3 他の名刺管理方法も調べられた結果、弊社を選んで頂いた理由はなんなんですか?
- 4 そうなんですよね。結局名刺管理のシステムは名刺を入れてもらわないと意味ないですからね(笑)僕らもそこのコストは出来る限りお安い値段にしたいと思っています。
- 5 もっとこうなっていればなどのご要望はないですか?
- 6 なるほど、御社では社内でSNSの仕組みで面白いことを沢山されているみたいですね。
- 7 なんですか?それは?
- 8 なるほど、おもしろいですね。システム側が勝手にやってくれると、確かに社長をランチに誘いたいけど誘いづらいとか、あの人といつも一緒に行っていて僕らのこと見ていてくれないんじゃないかとか変な勘ぐりもでないですもんね。
- 9 ぜひぜひ、今回はインタビューありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたしますね。
御社はオープンソースのSNSを開発されてそのSNSの構築や運営を事業とされているんですよね?
はい、そうですね。社内のナレッジを共有したいという社内SNSの仕組みやゲーム会社さんのコミュニティSNSの構築運営をしたりですね。ただSNS自体は無料で配っていますので、現在3万組織・300万人に使われています。
凄いですね。メイシーはどのようにお知りになられたんですか?
他の名刺管理サービスも含めて、昔からずっと見ていたんですよ。弊社がSNSをやっているということもあって、名刺ってその人が会ったコンタクトリストじゃないですか。そこをどうにかしたいなぁというのは僕らも思っていたので。
他の名刺管理方法も調べられた結果、弊社を選んで頂いた理由はなんなんですか?
やはり安さとシンプルさでしょうか。特に入力の1枚当たり25円というのは安いですよね。あれだけの精度でほとんどすべての項目を入力して頂いて、あの金額は驚きです。この手のサービスは入力コストが高いとなんとなく入れるのをやめようかとか考えてしまうと何の意味もなくなってしまいますので、メイシーさんの入力コストの安さはありがたいです。
そうなんですよね。結局名刺管理のシステムは名刺を入れてもらわないと意味ないですからね(笑)僕らもそこのコストは出来る限りお安い値段にしたいと思っています。
以前はですね。アルバイトスタッフに入力をしてもらっていたんですが、単調な作業なのでミスも起こりますし、特にメールアドレスなどを間違えていると全く意味がないので、これはアルバイトスタッフにやらせても難しいなぁと思っていたんですよね。会社名が2つ書いてあったらどうするのか?などのルール化も難しいですし。
メイシーは名刺画像も綺麗に残って見やすいですし、名刺を郵送でも送ってデータ化してくれるというところがめんどくささがなくていいんですよね。スキャンすることすらやはり面倒なので。
もっとこうなっていればなどのご要望はないですか?
もっと気づきが起こるようなものがあってもいいですよね。ランダムで名刺画像がパラパラと見れるようなところがあると、あぁこの人に最近連絡とってないなぁとか、あの人と何かプロジェクトやろうと言ってそのままになっているなぁという気づきが起これば最高だと思っています。
なるほど、御社では社内でSNSの仕組みで面白いことを沢山されているみたいですね。
そうなんです。弊社のミッションはソフトウェアで組織を進化させるなので、ソフトウェアの力で今までなんとなく出来なかったことをスムーズにやろうと思っているんですよね。最近だとランチランダマイザーというのが非常に社内的にいいですよ。
なんですか?それは?
ランチに行くグループ分けをする人工知能なんです。午前11時ぐらいになると社内SNSが勝手に何時にランチにいく?と社員みんなに聞いてくれるんですよ。それに答えると、システムが勝手にメンバーをランダムにセットしてくれて、お昼にはランチを行くメンバーが自動的に決まっていると。こういうファンクションをシステムにさせることによって、いつも同じメンバーでランチに行ってしまう事をなくして、普段コミニケーションが薄くなりがちな営業とエンジニア間のコミュニケーションを濃密にする機会を作れてたりしますね。
なるほど、おもしろいですね。システム側が勝手にやってくれると、確かに社長をランチに誘いたいけど誘いづらいとか、あの人といつも一緒に行っていて僕らのこと見ていてくれないんじゃないかとか変な勘ぐりもでないですもんね。
そうなんです。システムでやった方が公平性みたいなものが保たれていい場合というのもあるんですよね。そういうファンクションをシステムに任せられることで、もっと組織を進化させることが出来るのではないかと思っています。
ですので、メイシーさんとも将来的に何かできないかなぁと思っていますよ。
ぜひぜひ、今回はインタビューありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたしますね。
株式会社手嶋屋
http://www.tejimaya.com/