
ほけんリンク株式会社
代表取締役社長 井上 昌人様
今回は、法人や社会福祉法人、病院などを主な対象として損害保険の代理店事業を展開されている、井上昌人様にお話を伺いました。 2016年からという長きにわたり、弊社(株式会社もぐら)の名刺管理サービス「メイシー」をご利用いただいている井上様。BtoBの営業活動において、どのようにメイシーを活用されているのか、その導入のきっかけから具体的な使い方、そして今後の期待について、率直なご意見をお聞かせいただきました。
御社についておしえてください
弊社は、保険の代理店事業を営んでおります。保険には、人の病気や死亡に備える「生命保険」と、自動車や建物などのモノにかかる「損害保険」の2種類がありますが、私たちが主に取り扱っているのは後者の「損害保険」です。
特に、私たちのビジネスのターゲットは個人のお客様というより、多くの自動車や建物を所有されている法人、例えば一般企業や社会福祉法人、病院などです。そういったお客様に対し、現在の保険内容を見直すことで、保険料をより安く、あるいは保障内容をより手厚くするといったご提案をさせていただくのが主な仕事内容です。
個人顧客をターゲットとしないのは、私たちのビジネスモデルが紹介に頼るのではなく、自ら積極的にアプローチしていく「攻め」のスタイルだからです。法人のお客様であれば、担当の方がいらっしゃり、お話を聞いていただきやすいという利点があります。また、法人の損害保険は、見直しによって保険料が大きく下がるケースも多く、お客様にご提案できる価値が大きいと考えております。

弊社製品を導入したきっかけ
私たちのビジネスは法人のお客様が中心ですので、日々多くの方と名刺交換をする機会があります。私自身も会社の代表として様々な会合で多くの方と名刺を交換しますし、社員が営業先で交換してくる名刺も多数あります。
導入前は、私が個人的なネットワークで得た人脈の名刺と、社員が営業先で得た見込み顧客の名刺が同じ場所で管理され、混在してしまうことに非常に煩わしさを感じていました。
そこで、営業先で交換した名刺管理する専用ツールとして「メイシー」を導入し、私が個人的に管理したい人脈の名刺は別のツールで管理する、という使い分けを始めました。
メイシーを選んだ一番の決め手は、導入を検討した2016年当時、他社のサービスと比較して価格が非常に安かったことですね。一度使い始めると、データを移行して他のシステムに変えるのも手間がかかりますので、それ以来ずっと活用させていただいています。
弊社製品を利用されてどうですか?
日々の業務では、主に2つの機能を便利に感じています。
一つは、名刺情報にあるメールアドレスをクリックすると、すぐにメールソフトが立ち上がる機能です。もう一つは、住所をクリックするとGoogleマップが起動し、お客様の会社の場所や経路をすぐに確認できる機能です。お客様先へ訪問する際の準備がとてもスムーズになります。
利用方法としては、社内ではPCでWeb版を使う者と、外出先でスマートフォンアプリを使う者がおり、半々くらいの比率で活用しています。
今後機能として追加してほしい事や、改善点はありますか?
今後の期待としては、2点ございます。
まず一つ目は、着信表示機能です。電話がかかってきた際に、その電話番号がメイシーに登録されていれば、「〇〇株式会社の△△様」といったように、誰からの着信なのかが分かるようになると、非常にありがたいです。
二つ目は、名刺データの重複登録防止機能です。例えば、営業先で私と部下が別々に同じ方と名刺交換をした際に、それぞれが名刺をスキャンするとデータが二重に登録されてしまいます。アップロードする時点で、既に登録されている名刺であることを検知して、「この名刺は登録済みです」と知らせてくれるようになると嬉しいですね。
インタビューを終えて
今回は、法人向け保険代理店の井上様に、メイシーの具体的な活用法についてお話を伺いました。営業チームで共有すべき「見込み顧客リスト」としてメイシーを明確に位置づけ、経営者個人の人脈とは分けて管理されている点は、多くの企業様にとって参考になるのではないでしょうか。 また、着信表示機能や重複登録防止機能といった、より効率的な顧客管理を実現するための貴重なご意見も頂戴することができました。 井上様、この度はご多忙の中、貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。今後ともメイシーをよろしくお願いいたします。