名刺裏側の活用方法!メリットや具体的な活用アイデアまで完全ガイド

  • 2021年10月1日
  • 2021年10月12日
  • コラム

名刺の裏側(裏面)を活用することで載せられる情報量が増え、名刺交換をした相手に与える印象も変わってきます。名刺の裏側に掲載する内容としては、以前は企業の支店一覧や英語表記などが一般的でしたが、最近ではQRコードや個人の趣味、クーポンなど多彩になっています。今回は、名刺の裏側を活用するメリットや具体例な活用アイデアなどをご紹介していきます。

名刺の裏側を活用するメリット

名刺の裏側を活用するメリットとしては、大きく以下の2点が挙げられるでしょう。

伝えられる情報量が増える

名刺の裏側を活用することで、単純に載せられるスペースが2倍になるので、相手に伝えられる情報量も2倍、もしくはそれ以上になってきます。

片面印刷で、表側だけにぎっしり情報を詰め込んだ名刺を見かけることがありますが、視認性・デザイン性が損なわれ、相手に与える印象も良くありません。そうなるくらいなら、裏側も活用してバランス良く情報設計をした名刺にするのが良いでしょう。

差別化を図ることができる

名刺の裏側を使うことで伝えられる情報量が増えると、差別化を図りやすくなります。裏側にどんな情報を載せるかにもよりますが、たとえば会社の情報だけでなく、その人個人の経歴や実績、もしくは趣味やキャッチコピーなどを載せることでより印象に残る名刺になるはずです。

また、名刺の裏側を使うことでデザインの幅が広がるので、スタイリッシュにしたりインパクトを持たせたり、見た目的にも様々な演出ができるようになります。

名刺の表側・裏側それぞれに記載すべき項目

名刺の表側・裏側に何を載せるかは企業の自由ですが、暗黙の了解としてそれぞれに記載すべき大まかな項目は決まっています。

名刺の表側に記載すべき項目

名刺の表側には、「社名」「営業所名」「部署名」「役職名(肩書き)」「氏名」「所在地」「電話番号」「FAX番号」「メールアドレス」「ホームページURL」を載せるのが一般的です。電話番号は業種・職種にもよりますが、個人の携帯番号を載せるケースも増えています。その他、デザイン面では会社のロゴマークを載せるのが基本です。

名刺の裏側に記載すべき項目

名刺の裏側に記載すべき内容は、「表側に載せることができなかった内容」であれば何でも構いません。名刺の表側は余白を多めにとったすっきりしたレイアウトにするのが一般的ですが、裏側は比較的自由に使えるので、ぎっしりと情報を詰め込むケースも見られます。

企業の名刺であれば、「企業理念」「ブランドメッセージ」「沿革」「支店・営業所一覧」「事業内容」「公式SNSアカウント」などが候補になってくるでしょう。個人事業主やフリーランスの場合は、「経歴」「実績」「資格」「SNSアカウント」などを載せるケースが多いようです。

名刺の裏側を上手に活用するアイデア例4選

名刺の裏側は言わば「自由枠」なので、基本的に何を載せても構いません。名刺交換をした相手に「どんな印象を与えたいのか」「何を知ってもらいたいのか」「どんな行動を起こしてほしいのか」といった目的に合わせて、裏側に載せる内容を決めるのが良いでしょう。名刺の裏側を活用するアイデア例を4つご紹介します。

会社をアピールしたいなら、名刺の裏側に「事業内容」を

会社のことをより深く知ってもらいたい場合は、名刺の裏側に事業内容やサービス内容を載せるのが良いでしょう。箇条書きなど文字情報だけで載せる形でも構いませんが、名刺という限られたスペースで伝えられる情報量には限りがあります。そこで最近、名刺の裏側によく載せられるようになっているのが「QRコード」です。

事業内容・サービス内容をシンプルに掲載したうえで、「詳しくはこちらのQRコードからご覧ください」と誘導するイメージです。QRコードからの誘導先は、自社のホームページのほか、商品・サービスのプロモーションページ、SNSページなどが考えられるでしょう。いずれにしても、名刺の裏側だけで完結させるのではなく、QRコード経由でより多くの情報を伝えようという形が主流になっています。

名刺を受け取った側も、QRコードが載っていればスマホで読み取ってそのままアクセスできるので、検索や入力の手間がかかりません。

※ QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

個人をアピールしたいなら、名刺の裏側で「自己紹介」を

個人事業主やフリーランスと同じように、名刺の裏側で自己紹介をする会社員・ビジネスパーソンも増えています。自己紹介の方向性としては、スキルや実績など個人の能力をアピールするパターンと、趣味や座右の銘など個人の人柄をアピールするパターンがあります。

  • 個人の能力をアピールするには?

名刺の裏側に載せる内容としては、経歴や実績、保有資格や受賞歴、得意分野などが候補になってきます。このような情報を伝えることで、相手に信頼感を持ってもらえるでしょう。

また、フリーランスのデザイナーやイラストレーター、カメラマンなどの場合は「何はともあれ作品を見てもらいたい」という思いがあるはずです。このような場合は、やはりQRコードを載せるのが効果的。QRコードから自分のポートフォリオに飛んでもらいます。

  • 個人の人柄をアピールするには?

名刺の裏側に載せる内容としては、趣味や好きな食べ物、出身地や座右の銘、ひと言メッセージなどが候補になってきます。このような情報を伝えることで、親しみを持ってもらいやすくなりますし、商談前のアイスブレイクのネタにもなります。思わぬ共通点から話が弾み、意気投合するケースも少なくないでしょう。

どちらのパターンにしても、個人をアピールするには相手に覚えてもらうことが重要なので、顔写真や似顔絵のイラストを入れるのもおすすめです。営業職やコンサルタント職の方、またフリーランスの方などは、名刺の裏側を自己紹介スペースとして上手く活用したいものです。

海外との取引が多いなら、名刺の裏側に「英語表記」を

ビジネスのグローバル化が進むのにともない、名刺の裏側に英語表記を入れる企業も増えています。海外との取引が多い企業や外資系企業、また将来的に海外展開を見据えている企業などは、裏側に英語表記を入れるのが良いでしょう。

  • 会社名の英語表記

会社名の英語表記は、米国式と英国式で表記が異なります。

米国式:◯◯ Inc.(Incorporatedの略)、もしくは◯◯ Corp.(Corporationの略)

英国式:◯◯ Co., Ltd.(Company Limitedの略)

  • 役職名の英語表記

近年は「CEO」「CTO」など、欧米式の役職を用いる企業が増えています。

最高経営責任者:CEO(Chief Executive Officer)

最高執行責任者:COO(Chief Operating Officer)

最高技術責任者:CTO(Chief Technology Officer)

最高財務担当責任者:CFO(Chief Financial Officer)

最高マーケティング責任者:CMO(Chief Marketing Officer)

最高情報責任者:CIO(Chief Information Officer)

最高法務責任者:CLO(Chief Legal Officer          )

最高総務責任者、経理担当責任者:CAO(Chief Accounting Officer)  

従来の日本企業の役職名は、複数の英訳が考えられるものが多くあります。

部長:Department Manager/General Manager/Director/Section Manager

次長:Senior Manager/Deputy Manager/Assistant Manager/Assistant Director

課長:Manager/Section Manager/Section Chief

係長:Deputy manager/Manager/Senior Staff/Subsection Chief

主任:Chief/Head/Assistant Manage/Senior Staff

社員:Staff/Member/Staff Member

店舗型ビジネスなら名刺の裏側に「クーポン・割引券」を

飲食店や小売店、美容・リラクゼーションサロンなどの店舗型ビジネスであれば、名刺を集客ツールとして活用したいところ。店舗型ビジネスにおすすめしたいのが、名刺の裏側をクーポン・割引券にすることです。

「名刺を持って来店することで◯%OFF」という形でもOKですし、個別のクーポンコードを載せてWebサイトへ誘導する形でも良いでしょう。お品書きを載せて「名刺を持ってきたらこのなかの1品無料」というアイデアも効果的です。

名刺の裏側をクーポン・割引券にするメリットとしては「捨てられにくい」ということもあります。名刺には個人情報が載っていますし、直接手渡しでもらうものなので、もらった側の心情的にもチラシやDMのように簡単には捨てにくいのです。

その他のアイデアとしては、「すでにいくつかスタンプが押されたポイントカード」にするのも一つの手です。名刺に特別感・お得感をプラスすることで、集客アップにつながるでしょう。また、場所が分かりにくい店舗の場合は地図を載せておくのも親切です。

まとめ

名刺の表側はある程度決まったフォーマットがありますが、裏側は自由に使えます。両面印刷になれば当然、コスト的には割高になりますが、名刺をビジネスツールとして考えているのであれば裏側の活用は欠かせません。ぜひ、裏側のスペースを有効に活用して、交換した相手の印象に残る名刺、ビジネスに広がりをもたらす名刺を作りましょう。