名刺管理に合わせてZohoのCRMツールを導入したい、費用はどのくらいかかる?

  • 2021年1月20日
  • 2022年6月21日
  • CRM

顧客管理の手法のひとつとして、CRMツールは企業で取り入れられることが多くなりました。

顧客情報の整理整頓、効果的な営業活動などを行う上で、CRMツールの活用は名刺管理と並んで重宝されています。しかし、ツールを導入するにしてもできるだけ費用は抑えたい、このように考えている方も多いのではないでしょうか?

そんな方に向けて今回の記事では、多彩な料金プランが用意された米国発のCRMツール「Zoho」(ゾーホー)をご紹介させていただきます。それぞれのプランの特徴や導入費用をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

Zoho CRMの特徴

Zoho CRMは米国発のITソリューション企業Zoho社の提供するサービスです。

CRMツール業界内でも屈指の低価格を誇り、企業の実態に合わせた豊富なプランを選べるところが大きな特徴です。1か月単位での契約期間も魅力的で、まずは短期間でCRMを試してみたいという方に強くおすすめできます。

柔軟なカスタマイズ性と直感的な操作性があり、項目の作成やレイアウトの編集・設定、ホーム画面のカスタマイズ、自動メールの設定など、好みに合わせたツールの編集が可能です。

また、誰でも操作できるようなわかりやすいツールデザインは他社のCRMツールと比較して非常に使いやすく、ITに詳しい人材がいないという企業にもおすすめです。

Zoho CRMの無料プラン

Zoho CRMには無料のお試しプランが用意されています。CRMツールを導入するのが初めて、Zohoがどんなサービスなのか体験したいとう方は、まず無料プランから始めてみると良いでしょう。

Zoho CRMの無料プランで利用可能な一部の機能は下記の通りです。
・見込み客管理
・連絡先管理
・取引先管理
・商談管理
・標準レポート
・チャート分析
・ダイレクトメッセージ

このように、Zoho CRMの無料プランは費用がかからないにも関わらず多くの機能を使うことができます。ただし、利用できるユーザー数は3名までなので注意が必要です。

さらに、Zohoの無料で登録できるアカウントを作成すれば、月額5,400円のプランであるエンタープライズプランを15日間無料体験することができます。

Zoho CRMの持つほぼすべての機能を使うことができるので、ぜひ無料アカウントを作成してエンタープライズプランを体験してみてください。

Zoho CRMの有料プランと費用

Zoho CRMには4つの有料プランが用意されています。すべてのプランには顧客管理のためのCRM機能が完備されており、プランがアップグレードするごとに営業支援・自動化などのSFA機能が追加されていきます。

ここではZoho CRM有料プランの特徴と費用をそれぞれご紹介していきますので、自社に最適なプランを探してみてください。

ちなみに、有料プランは月間払いよりも年間払いのほうが安価になりますので、継続してZoho CRMを使いたいという方は年間払いを検討してみてください。

●スタンダードプラン
年間契約:1ユーザー/月額1,440円(税抜)
月間契約:1ユーザー/2,160円(税抜)

無料プランの内容に基本的なSFA機能を備えたプランです。営業ターゲットの絞り込みに役立つ顧客のスコアリングや、データ分析を用いた売上集計・レポート作成などの機能があります。

CRMをこれから取り入れていきたいという企業におすすめなプランです。

【スタンダードプランの機能】
無料プランの機能
 +
売上予測
得点ルール
グラフ&KPI
ドキュメント管理
役職&権限設定
カスタム項目の追加
電話連携
WEBフォーム
転送データの暗号化

●プロフェッショナルプラン
年間契約:1ユーザー/月額2,400円(税抜)
月間契約:1ユーザー/3,600円(税抜)

スタンダードで使える機能に加え、業務を自動化するSFA機能が使えるプランです。問い合わせへの自動返信や、担当者への締め切り通知アラート、やるべきタスクの自動設定などの機能を使うことができます。

チームの活動を把握・改善・管理していきたい企業におすすめです。

【プロフェッショナルプランの機能】
スタンダードプランの機能
 +
メール連携
SNS連携
Sales Signal
ワークフロー&マクロ
Blueprint(プロセス管理)
在庫管理
データ登録件数無制限
Google広告連携

●エンタープライズプラン
年間契約:1ユーザー/月額4,200円(税抜)
月間契約:1ユーザー/5,400円(税抜)

AIを活用した高度で最先端のSFA機能が盛り込まれたプランです。各担当営業に価格設定に関する一定の裁量権を与える承認プロセス機能や、AI学習を活用した担当営業に顧客訪問の最適な時間帯の提案、営業の行動に合わせたワークフローの提案などを受けることができます。

より高度な販促機能を使いたいという企業におすすめなプランです。

【エンタープライズプランの機能】
プロフェッショナルプランの機能
 +
Zia Voice – 対話型AI
ユーザーポータル
AIによるターゲット計測、異常検出、予測
独自のタブ・ボタンの追加
モバイルSDK・アプリ配布
項目の入力条件設定
サブフォーム
保存されたデータの暗号化

●アルティメットプラン
年間契約:1ユーザー/月額5,400円(税抜)
月間契約:1ユーザー/6,600円(税抜)

エンタープライズプランの機能をより大容量・大規模で扱うことが可能なプランです。各種データストレージの容量や設定できる項目が大幅に増えるので、扱うデータ量が多い、運用フローが複雑という規模の大きな企業におすすめ。

【アルティメットプランの機能】
エンタープライズプランの機能
 +
専用データベースクラスター
無料プレミアムサポート
自動化の提案・異常検出
暗号化
ストレージの拡張
メールの感情分析

まとめ

Zoho CRMを導入すれば、顧客管理に加えて営業活動の効率化を行うことができます。名刺管理をしているという企業は、その名刺の情報を最大限に活用するためにもSFA機能を備えたツールを活用することをおすすめします。

Zohoは無料でCRMを導入できる点が大きなメリットです。まだCRMを取り入れたことが無い、管理している顧客情報を上手く活用できていないと感じている方は、まずは試しにZoho CRMを始めてみてはいかがでしょうか?